約 2,201,155 件
https://w.atwiki.jp/gauge/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/gauge/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/gauge/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/gods/pages/54640.html
ヒルギヤ 旧約聖書『ネヘミヤ記』に登場する人物。 ゼルバベル(4)とヨシュアとともにのぼってきたものの一。 祭司または同族のかしら。
https://w.atwiki.jp/gauge/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/27498.html
フィルギヤ フィルギアの別名。
https://w.atwiki.jp/dccinfo/pages/84.html
サウンド機能 大型の鉄道模型なら、それ自体が聞き応えのある走行音を奏でるのは事実だが、HO以下のモデルではリアルな走行音はあまり期待できない。大型模型であっても、細密に再現されたSLやDLの車体から発する音が内蔵モーターの駆動音だけ、というのは少々さびしい。鉄道模型は鉄道車両という静止した対象を楽しむのではなく、鉄道という動きのあるモノを模型化しているのだから、やはり模型の精密感に応じたリアルなサウンドを楽しみたいという欲求が生まれるのは自然の成り行きだろう。 目次 鉄道模型のサウンドシステム:発声場所について 鉄道模型のサウンドシステム:音源場所について サウンド・デコーダの動作 サウンド・デコーダの搭載 スピーカの選択・設置 サウンドの編集 レイアウト上のサウンド サウンド・デコーダの主要メーカー 小型模型へのデコーダ搭載 鉄道模型のサウンドシステム:発声場所について 鉄道模型のサウンドを大きく分けると、(1)レイアウト上で鳴らすもの、(2)コントローラ付近で鳴らすもの、(3)車両自体から鳴らすものの3種類に分けられる。それぞれ、(1)鉄道環境音(自然の音や雑踏の音、駅構内放送等)、(2)運転手や機関手が聞く車内の音、そして(3)鉄道車両自体が発する音を再現するのに適しているが、(2)についてはTOMIXより「N-S2-CL」という商品が発売されており、日本型に限っては臨場感のあるサウンドを簡単に楽しめるようになった。また(1)についても、レイアウト志向が日本より強い欧米では昔から多くの製品が販売されており、多様な音を手軽に楽しめる。さらに最近はパソコンの3Dサウンド機能を活用した新たな展開も見られる(後述)。 (3)の車両から発する音については、大型模型はともかく一般的なHOやNスケールでは発声装置やスピーカの搭載が難しく、なかなか実用的なものが現れなかったため、あまり普及が進まなかった。しかし、やはり車両走行音にこだわりたいファンは多く、過去にもいくつかのシステムが販売されてきた。 鉄道模型のサウンドシステム:音源場所について 車両にスピーカを積んで発声させる場合、その音源をどこに置くかで大きく2種類に分けることができる。ひとつは音源(サウンド生成装置)をコントローラ側に置き、車両はスピーカと簡単な制御回路だけにする方法。もうひとつは、サウンド生成装置を車両に搭載してしまう方法である。 前者の例がPFM方式と言われるもので、天賞堂からSL-1という商品名で販売されていたのでご存知の方も多いかと思う。線路に流れる走行用電流が単純な直流であることから、そこにサウンド信号を載せてしまうという仕組みがこのシステムのポイントで、車載装置が単純・小型(スピーカの他はチョークコイル等わずかな部品だけ)である上、キャブコントロール等でうまく制御すれば複数の車両に別々の音を発させることもできた。しかしこの方式の発展限界は低く、また電気的ノイズの多い線路をサウンド信号が通過することから、どうしても雑音を排除しきれない問題もあって、「すべての車両が個別に質のいい音を出すべき」というファンの希望を果たすことは残念ながらできなかった。それでもレイアウトや車両の加工が最小限ですむことが評価されて、現在に到るまで改良は続けられ、後継製品も発売されているとのこと。 後者の方式、すなわち音源を車載する方法も、実は歴史は長く、前述PFM方式の原型が戦後すぐの1950年代に開発されたのに対し、車載サウンド装置については戦前の大型鉄道模型ですでに存在していた(もちろん簡単な音を鳴らす原始的なものではあるが)。レイアウトに複雑な装置を設置することなく、車両だけで完結することから、装置を車載できるならばこちらの方式を採用するに越したことはない。たとえばプラレールのサウンドシステムなどもこの方式で、レールに設置したトリガーを通過すれば車載装置が特定のサウンドを発するというアイデア自体は古いものである。 ただし、HO以下の小型模型で、任意のタイミングで汽笛吹鳴等が制御でき、しかもリアルな音を発声させたいとなると、やはり車載装置の進化と小型化を待たねばならなかった。電子部品が安価に大量生産できる時代になり、車載サウンド装置(およびそれを遠隔操作する仕組みと装置)もさまざまな製品が開発・販売されてきたが、やはり決定版となったのは1990年代の、DCCと連携するサウンド・デコーダ登場であろう。集積回路技術や音声圧縮技術の向上により、大型スピーカで聞いても遜色ない音色と、線路を介さないことによる低ノイズ、また多数のファンクションを制御できるDCCならではの、さまざまな鉄道サウンドの再現(エンジンや発電機の起動音、多様な警笛・警鐘の使い分け等)等がファンの心を掴み、今ではHO以上の模型ではサウンド機能の搭載が当たり前となりつつある。 サウンド・デコーダの動作 サウンド・デコーダは車載デコーダのひとつであり、アドレスを有し、CV値により設定し、ファンクション機能により発声する、一種のファンクション・デコーダである。ただし最近はモーター制御機能を搭載したデコーダが一般的になっている。 キャブ側でファンクション操作(F1ボタンを押す、等)がなされると、DCC信号としてサウンド・デコーダに送られる。これを受け取ったデコーダは、設定に従い(汽笛等の)音を生成し発声する。音色はデジタルデータとしてデコーダに内蔵されており、商品によってはこれをパソコンで編集できるものもある。 もうひとつの重要なサウンドが走行音である。こちらは設定で「発声する」とすればファンクションに関わらず自動的に発声する。ディーゼルエンジン音や蒸機のブラスト音は、車両の速度に合わせ自動的に変化し、ランダムにコンプレッサ音等も発声する。停止時にはスロットル操作に応じてブレーキ音も鳴る。 他のファンクションとの連動が簡単なのもDCCならではで、蒸機の前照灯を点けると発電機の起動音が響くといった演出もある。 サウンド・デコーダの搭載 以前のサウンド・デコーダは、すでに搭載しているモーター用デコーダへの増設として搭載することが多かったため、普通のファンクション・デコーダのように入力側を線路電源に繋ぎ、出力としてスピーカを外付するものであった。さらに蒸気機関車のサウンド同調(シリンダの動きとブラスト音のタイミングを一致させる)のため、機関車の車輪に接点を設けるカム・コンタクト入力端子が設置されるのが一般的になった。 これらは、ファンクション・デコーダ同様、適当な空間に設置(蒸機の場合テンダーには空間があることが多い)するだけでよく、カム・コンタクトケーブルの取り回しくらいが問題になるだけだった。このため、客車や車掌車にデコーダを設置するという方法で、Nゲージ等より小さい模型にサウンド機能を搭載することもできる。またテンダーや客車等にサウンド・デコーダを搭載した場合、デコーダプログラミングの際にもモーター用デコーダと分けて設定でき、便利である。 最近主流となりつつあるモーター制御機能付のデコーダの場合は、これにモーター配線が必要となり、デコーダサイズも大きくなることから、サウンド機能だけのデコーダに比べ設置の自由度が低くなる傾向があった。ただし最近は少し前のモーター用車載デコーダと同等サイズでサウンド機能までついたデコーダが出回り、逆にスピーカ配線を少々工夫するだけで、従来サウンド・デコーダが要していた設置スペースが不要となり、むしろ搭載が簡単になる。 また、近年SUSIのようなデコーダ機能拡張モジュールを使ったサウンド搭載も選択肢に入るようになった。SUSIの場合、最大4線の通信線を介してサウンド・モジュールを増設することになるが、別途サウンド・デコーダを用意するケースに比べ、基盤サイズがひとまわり小さくなるメリットがあり(機能の多くをデコーダに依存するため)、搭載の自由度を高める他、故障時の切り分け等も簡単になる。 スピーカの選択・設置 サウンド・デコーダの搭載より、実のところスピーカ搭載のほうが問題点が多い。 大型模型では音質・音量重視で設置すればいいが、HO以下では音質・音量・サイズのバランスを取る必要がある。スピーカは小型化すれば音質・音量で不利になることから、ぎりぎり妥協できる音を出す、最小のスピーカを選ぶことになる。ただ、幸い近年は携帯電話の音楽機能が強化されたのにともない、携帯電話に内蔵できるサイズでも納得できる音質・音量のスピーカが手に入るようになってきた。各サウンド・デコーダメーカーからも発売されているが、秋葉原等の電子部品店を回れば数100円程度で十分な性能のものが手に入る。 スピーカの設置に関しては、少々のノウハウが必要となる。狭い車内にスピーカを設置する場所を探すことすら難しいのに、設置方法で音質・音量とも大きく変わってしまうからである。簡単にまとめると、注意点は特に以下の3点。 スピーカの向き テンダー等にスピーカを上向きに設置すれば音は大きくなるが、広がってしまい下向き設置より聞こえにくくなることがある。また、機関車の足元から音が聞こえる下向き設置の方がリアル感がある。 スピーカの固定 堅くてしっかりした部品に固定しないと、十分な音量が得られない。また固定を合成ゴム接着材のような振動を吸収する材質に頼ると、音量減の原因になることもある。 裏側との隔離 スピーカ裏側からの音が全面に回りこまないようにしないと、お互い逆位相の裏側と表側の音が打ち消しあってしまい、音量が激減する。これを防止するためエンクロージャ等を設ける必要がある。 車両ごとにどの搭載方法がベストかは変わってくるので、後付でスピーカを設置する場合は試行錯誤が不可欠になってしまうし、スピーカ・ボックス等、一般的な音響に関する知識も必要になる。KATO製HO模型等当初からスピーカの搭載を前提としたモデルも発売されてきてはいるが、何らかの統一規格が欲しいところではある。 なお、欧米では各種スピーカやバッフル、カムコンタクト用部品も手に入りやすいが、日本では今のところ熊田貿易さんで探すのが一番簡単かと思う。 サウンドの編集 サウンド・デコーダに内蔵されているサウンドは、当然デコーダ内のメモリに格納されている。これをパソコン等を使って自由に編集できれば、より自分好みのサウンドを楽しむことができるわけで、当然ほとんどのサウンド・デコーダメーカーからは接続装置と編集ソフトが販売されている。 サウンドをそっくり入れ替えるためのデータも準備されており、デコーダを別の車種に換装するようなケースでも問題なく流用できる。 ただし、どこまで編集できるかはメーカーごとにばらばらなので、サウンド・デコーダ導入前にメーカーサイトから編集ソフトをダウンロードして試用してみるのも一考である。 レイアウト上のサウンド レイアウトにスピーカを設置して自然音や雑踏の音を再生するというのは、すでに一般的な楽しみ方になっており、市販製品も多くある。ドイツのNoch製品やアメリカのMRC製SOUND STATION CITY COUNTRY(どちらも元は同じ製品)等は、手軽にレイアウトに臨場感を与える好アイテム。またITT社は各種環境サウンドのモジュールを販売、これらの多くはDCCとの連携も可能になっている。 またこれらのメーカーは、アナログコントローラやDCCのスロットル操作にあわせてブラスト音やエンジン音を発生するサウンドシステムも開発しており、雰囲気重視のレイアウトオーナーには手軽にサウンドの楽しさを味わえる製品となっている。 さらに近年、パソコンサウンドの飛躍的な進歩を活用した製品も開発された。パソコン制御ソフトRAILROAD CO.シリーズのひとつである+4DSoundがそれで、環境音だけでなく、列車のサウンド(蒸機やディーゼル音等)までパソコンの立体サウンド機能で再現しようという野心的な製品である。スピーカ設置に注意を払う必要があり、正しい定位感を得られる鑑賞位置が限られる(普通はレイアウト前方中央付近だけ)上、定位感もそれほど高いわけではない等、サウンド・デコーダによる発声に比べると今ひとつという意見もあるが、もとよりNゲージより小さい鉄道模型ではサウンド・デコーダの搭載は至難の業であり、無理に小さい車載スピーカで鳴らすよりずっとリアルなサウンドで、なおかつ「列車の位置が分かる」程度には十分な定位感もあることから、一歩進んだサウンドを楽しみたいレイアウトオーナーなら検討の余地がある製品といえる。 サウンド・デコーダの主要メーカー 日本人に好んで使われているメーカーを中心に紹介。 Soundtraxx 大御所的存在のメーカー。サウンド・デコーダの先駆者と言え、1990年代半ばから多くのデコーダを発売してきた。現在はTsunamiシリーズが最新デコーダで、音質面でも機能面でも最高レベルのサウンド・デコーダとして愛用者が多い。 MRC アメリカのホビー総合商社らしく、扱いやすいデコーダを各種販売している。値段も比較的安価で、不良品率が多いとの評判もあったものの、返品交換等の対応は悪くない。 QSI アナログDC運転でも動作することが特徴のサウンド・デコーダを開発・販売しており、アメリカ型模型等では組込済の製品も多く見かける。また最近は天賞堂が日本型HOに組込済製品を販売している。ただし互換性については不安が残り、肝心のDCC運転では苦労することが多い。 Digitraxx SoundFXシリーズでいよいよサウンド・デコーダにも進出してきた。KATO取扱品もあるので日本でも入手しやすくなると思われること、また日本での普及率が高いDigitraxx製品なので、機器の相性がいいと思われることがなによりのメリット。 ESU LokSoundシリーズを開発、販売する。メルクリンの現行デジタル製品に同社の製品が採用されていることからわかるように、性能・品質は最高レベルで、DCCでもサウンド・デコーダ組込済製品の多くは同社の製品である。ただし、ユーロ高の現在、日本で購入するには最も高価格の製品ではある。 Uhlenbrock Elektronik Intellisoundの商品名で販売、ドイツ型には組込済商品も見られるが、実はDIETZ社からのOEM提供製品である。もちろん品質は高い。 小型模型へのデコーダ搭載 今のところ、Nゲージ以下の小型模型へのサウンド・デコーダ搭載は試行錯誤段階と言える。いくつかデコーダ搭載済車両も発売されているが、重連仕様だったり固定編成のDCだったりと、1台の車両にデコーダとスピーカ双方を積み込む難しさが現れている。とはいえ蒸気機関車ならテンダー(炭水車)に余裕があるため、ファンの搭載実績は少なくない。特に最近は、小型デコーダが出そろってきたこと、携帯電話用超小型高性能スピーカが安価に手に入るようになってきたこともあって、挑戦するファンが増えてきている。 Nゲージ車両に搭載可能な小型サウンド・デコーダ Nゲージ蒸機に次々とサウンド搭載されてます。Hiromi Masaki's Blog
https://w.atwiki.jp/zetu0508/pages/391.html
ギヤルマン [ぎやるまん] ギヤルマンとは金剛石の事であり、これを使用してガラスを加工した事から何時しかガラス細工の事を総称する様に成った。 ただしこの時代、精巧なガラス加工は不可能であり、透明度を増し光を屈折させる技巧を持つ者は少なく、ギヤルマンとは鮮麗されたカッティングを施した物を指す。 透明度が高いだけでも高価であり、更にカッティングを施したグラスであれば大枚で売買される。 当初、これの製造販売はトトル商国で独占していたが、それはある村で作成されていた物を卸していただけである。 これを製造して者はバリッシュであり、浅き者達である事は利権を独占していたトトル商国の商人は知らなかった。 フェルミニア王国の建国と共にその居住をフェルミニア王国に移し、その製造販売がフェルミニア王国に移った。
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/166.html
グリスについては公式規則に厳しく明記されていないが、基本的には純正品を使うことになる。 (2010年年間チャンピオン戦東京大会の公開セッティングで他社オイルを使用しようとしたところ、スタッフからグリスはタミヤ製品以外使えないと注意されたという前例もあるので、他社製はアウトと考えるべき。) ただし、「ミニ四駆用でなければいけない」と言うほど厳しくないのが実情なのか、タミヤ製のグリスであれば大体の物が使える。もし厳しく定められているならば、後述のセラグリスHGやモリブデングリス、さらに狭義に言うならキット付属のハイジョイングリス(水色のあれ)も使えない事になってしまう。 潤滑グリス標準グリス セラミックグリス チタングリス Fグリス セラグリスHG モリブデングリス スライドダンパー用スライドダンパー用グリスセット ボールデフグリス HG スライドダンパーグリスセット オイルミニ四駆 オイルペン ミニ四駆 ベアリングオイル 純正ベアリングオイル各種 特殊アンチウエアグリス 他社製呉 シリコーングリースメイト エアガン用シリコンオイル スクワランオイル 椿油 鉄道模型用オイル フィッシング用リールオイル エンジンオイル Dmax(ディーマックス)パウダー潤滑剤 DM-005 テフロドライ その他小ネタマーガリン 歯磨き粉 コンパウンド クレポリメイト 潤滑グリス 粘度の高い油のため、全体的に保ちが良い。 消耗の激しいプロペラシャフト受けやハトメ、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングなどの滑り軸受けに適している。 標準グリス含め、塗布する量はごく僅かで構わない。 ギヤは一箇所にチョビっと付ければ、回転するにつれ歯全体に馴染む。 付け過ぎると、納豆のようにネチャネチャして逆に抵抗が増えてしまうので注意。 特に冬場、さらに言うと屋外などの寒いところでは粘りが強くなるので念頭に置いておこう。 標準グリス キット付属のグリス。現在のものは水色のチューブに入っていて、ハイジョイングリスと書かれている。 かなりの粘性があり抵抗が大きい反面、グリスの保ちはトップクラスのため、削れやすいプロペラシャフトの軸受けグリスに向いている。 また、ピンククラウンに塗るとなぜか破損率が低下するという話もあり、潤滑性を高めて速くするというより、各種部品を保護するためのグリスといえる。 現行品のスライドダンパーにも付属する。ソフトな仕上がりにしたい時はこのグリスで潤滑だけさせるのも手。 正体は白色ワセリン。子供の誤飲にも対応しており安全。 セラミックグリス レーサーミニ四駆初期から二次ブーム前期くらいまであった物で、現在は絶版。 ミニ四駆用グリスとしてはチタングリスに、セラミックグリスとしてはセラグリスHGに切り替えられた。 標準グリスよりもサラサラして、抵抗が少ないグリス。 ギヤ・プロペラシャフト受け・プラローラー軸などに使え、汎用性が高く保ちも良好。 かなり早い段階からミニ四駆用GUPとして小分けで売られていたため、当時の主流グリスとなった。 たまにチタングリスと同じく、セラミックの粒が入っていると勘違いしている人もいるが、ボロンナイトライド(窒化ホウ素。恐らく六方晶窒化ホウ素)を配合してあるだけで焼き物の粒を入れてあるわけではない。 立方晶窒化ホウ素は焼結素材として用いられるが、このグリスに使われていると思われるもうひとつの六方晶窒化ホウ素のほうは、実際に固体潤滑剤として用いられているので特に問題ないだろう。 チタングリス セラミックグリスに代わる形で第二次ブーム時に発売し、長らくミニ四駆用グリスとしてメインで販売していたが現在は絶版。 摩擦抵抗の少ない有機チタンの粒子を配合し潤滑性を高めているとされるが、粒子を配合してある関係からか部品がやや削れやすいともいわれる。 抵抗やグリスの保ちは、セラミックグリスと極端な差はないと思われる。 余談だが、少々面白い匂いがする。指につけた(ついてしまった)ものを嗅いでみるとよくわかる。 Fグリス チタングリスの後継品として2008年にミニ四駆用として発売した。 摩擦係数が低いフッ素樹脂PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の微粒子を配合している。 寒冷に強いとされ、セラミックグリスはチューブ越しにカチカチになっていたのに比べてFグリスは普通だったとの報告がある。カルロに怒られにくい。 これは基材としてシリコン系素材が使われており、温度による粘性の変化が少ないためと思われる。 3gで400円と割高だがフッ素樹脂は人類が発見した物質の中でトップクラスの摩擦係数の低さを誇るため、グリスとしてもかなり高性能。 セラミックグリス・チタングリスに比べて粘性が低く、抵抗は少ない。 反面、保ちはやや劣るとされる。 セラグリスHG 2008年にラジコン・ミニ四駆兼用として売り出された、旧セラミックグリスの後継品。 1ヶ月の違いではあるが、Fグリスよりも後発の製品である。 セラミックグリスに用いられていたものよりもさらに高性能なボロンナイトライド微粒子を配合しており、抵抗係数はセラミックグリスの半分となっている、と箱書きにはある。 粘性は旧セラミックグリスと大差ないのでグリス保ちは良好。汎用性の高さは旧セラミックグリス譲りである。 10g入りで本体価格480円と、Fグリスよりは割安なぶん潤滑性もやや劣る模様。 モリブデングリス RC用として存在する。二硫化モリブデン配合で、高温でも流れにくく低温でも固まりにくいらしい。 セラグリスHGと同じチューブで内容量も同じだが価格は若干安め。 粘性は元祖セラミックグリスよりもさらっとしている感じで保ちも悪くない。 性能自体は良好だがモリブデンの色によってギヤが黒くなる。 少し見た目に好感を持ちにくいが、洗う時に色ではっきりわかるのはメリットとも言えるかもしれない。 スライドダンパー用 「潤滑剤」のページではあるが、グリスとしてこちらに記載する。 潤滑用のグリスと違い、こちらはスライドダンパーの沈み込みを固くする(減衰する)ためのグリス。 フェンスにぶつかった衝撃で簡単にスプリングが縮み切ってしまい衝撃吸収しきれない コーナーの抜けでスプリングが反発しすぎてマシンの姿勢が悪くなる(コーナー直後のスロープでこうなると危険) といった現象を防ぐ。 スプリングも重要だが、このグリスの選択もスライドダンパーを使いこなす腕前のひとつと言える。 スライドダンパー用グリスセット ソフト、ミディアム、ハードの3種からなるセット。現在は絶版だがラジコン用の「フリクションダンパーグリス」が色と固さがそのままで現行品として販売しているので、後述のHG以外の選択肢が欲しい時は使うといい。 ボールデフグリス 二次ブーム期に発売したスライドダンパー系列に付属した粘度の少し高いグリス。本来は名前の通りラジコンのボールデフに使う物。 スライドダンパー用グリスとしては最も柔らかい部類であり、最低限の減衰で十分な時に有効。 現在入手するには絶版のスライドダンパーを購入するか、ラジコン用の10gの物を購入するかのどちらかしか無いのがたまにキズ。 HG スライドダンパーグリスセット 2013年10月より、ソフトよりも粘度の低いエクストラソフト、ハードよりも粘度の高いエクストラハードのセットとして発売した。 商品説明には「混ぜ合わせて最適な粘度に調整することも可能」と記載がある。 現在ミニ四駆用にはこれしかないため、基本的にはこれを使うことになる。 オイル 若干カツ気味な人はグリスではなくオイルを使っている人が多い。 グリスよりも粘度が低く抵抗が少ない反面、そのせいで駆動部からはみ出て余計な部分に付着したりコースや床を汚してしまうかもしれないので、コースや他人への配慮が必要。 ギヤなどに使う場合は一瞬マシンの電源を入れて空回しし、飛び散った余計なオイルを綿棒などでキレイに拭き取るといい。走行後にもギヤカバーの隙間からオイルがはみ出たりしていないか確認するのも推奨。 また全体的にオイルは保ちが悪いので、長時間走らせる時や久々に走らせる時はオイルが乾いていないかこまめにチェックすることも大事。 冬場などはいい感じだが、夏場(特に屋外)では2~3周しないうちに切れることもあるので注意。 ミニ四駆 オイルペン ミニ四駆で唯一純正で賄えるギヤ向けオイル。 「オイルペン」の名の通り細い筆ペンのような容器に入っている。 先端が極細の面相筆となっているため、オイルの塗布・ギヤ等の汚れ取りが楽に行えるようになっている。 Fグリスのベースオイルとしても用いられているPAOを使用しているため、グリスを薄く塗り伸ばす用途としても使用できるようになっている。 ミニ四駆 ベアリングオイル ミニ四駆用として発売されたベアリング用オイル。 発売が2021年12月と、純正の潤滑剤としては後発の商品となる。 容器の先端が細いノズルとなっており、そこからベアリングに直接垂らして使用する。 純正ベアリングオイル各種 上記のミニ四駆 ベアリングオイル以外に、タミヤ純正のベアリング用オイルとして以下の商品が販売されている。 メタルオイル 潤滑オイルスプレー VGベアリングオイル(TRFブランド) いずれもラジコン用なので新橋TPFや各種ラジコン店での取り扱いがあり、入手は容易。 メタルオイルや潤滑オイルスプレーはメーカー側で「540モーターのメタル部に使えます」と謳っているのでメタル軸受けとの相性はいいのかもしれない。 ※モーターの「メタル」とはおそらくオイルレスメタル(焼結合金の一種)製軸受けを指しているので、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングとは根本的に特性が違うものである。 使えない事もないが、ミニ四駆の車軸受けには保ちが悪く、やはりグリスの方が向いているだろう。 特殊 アンチウエアグリス 基本的にはRC用途で用いられる、耐摩耗性グリス。 銀に近い色をしており、高温時でも粘性が落ちないため、プロペラシャフトのような高速回転する部品に塗布しても飛散することが少ないのが特徴。 標準グリスを越える粘性があり、プロペラシャフトの軸受け以外に使うことは難しいが、軸受けの摩耗を防ぐ効果は極めて高い。 ただし塗布する量が僅かでも多いと、非常に大きな抵抗となってしまうため、使いどころが難しいグリスでもある。練習用には使えるかもしれない。 もしくは、カウンターギヤシャフトの受けなど動いてほしくはないが、メンテの関係などで完全な固定が難しい部位の摩耗防止に使う、あるいはスライドダンパー用グリスの代わりとして使うといいかもしれない。 他社製 公式では使用不可能なので、自己責任で練習走行等に使う事になる。 色々試して遊んでみたい、ローカルルールでグリスの指定は無い等であれば視野に入れて良いかもしれない。 ~湿式~ 液体もしくはそれに近いペースト状の潤滑剤。 潤滑剤の基本と言える。 呉 シリコーングリースメイト 珍しいスプレー式のグリス。 呉製品だがもちろんプラスチックにも使えるのでご安心を。 温度変化に強いシリコンを基材に、フッ素を配合しているので潤滑性は抜群。粘りに関しては、Fグリスよりいくらか強い。 スプレー式なので、細かいところまで届いてくれるのはいいのだが出す量の微調整が難しい。その場合、きれいな塗料皿などに一旦出してから爪楊枝や筆(グリスまみれになるので専用にしておくといい)などで塗ってあげるといいだろう。 定価は1300円ほどだが、ホームセンターでは1000円以下で売っている場合が多い。量が多く、保ちもいいためそれほど高価と言うわけでもない。 エアガン用シリコンオイル 東京マルイ、KSCなどのエアガンメーカーから発売しているオイル。 エアガンにはプラスチック部品が使われているため、たいていプラスチックに影響の無いものになっている。 マルイ製は比較的滑りやすく、KSC製はねっとり気味。 スプレー式が多く、1プッシュで広範囲に飛び散ってしまうため、塗る時に工夫が必要。 ミニ四駆とエアガン両方売ってる模型店も多いので、入手が容易。 スクワランオイル 深海ザメの肝油を精製して作られた基礎化粧品で、本来は肌の手入れに使われるもの。 以前は無印良品で割安なものが売っていたが、現在は生産停止になっているため、ダイソーで売っている100円スクワランがよく用いられる。 ただし、ダイソースクワランも店舗によっては店頭から消えているところもあり、全体的には品薄傾向らしい(まぁ100円均一の製品は大抵そんなもの・・・) 無印では、現在はオリーブ由来のオリーブスクワランオイルを販売している。 100円ショップで入手できることから手軽であり、また誤って指に付着しても無害(むしろ有益)であるため、オイル入門用にはもってこいともいえる。 グリスに比べると潤滑性も良好なため、ギヤ用に使われることが多い。塗るときは筆を使うといいらしい。ただしその場合、筆に埃が付着していると台無し(ギヤの潤滑が悪くなるだけでなく、最悪高価なボールベアリングの中に入り込むこともある)になるので注意。 椿油 本来は頭髪や肌のケアに使われる植物性油脂。有名な物だと大島椿と言うメーカーの物が薬局で手に入る。 この油の長所はなんと言っても口に入れても無害であると言う事。その安全性はスクワランオイルを上回る。 その為アウトドアで食べ物を切る為のナイフに錆止めとして塗っている人も多い。 ミニ四駆としては何でも口に入れてしまうお子様には非常に有効かもしれない。 ただし食用の椿油は賞味期限が設けられていたり、用途は天ぷら用だったりするので、わざとガブガブ飲むは控えた方が良い。 鉄道模型用オイル 最もポピュラーなものは鉄道模型大手KATOのユニクリーンオイル。 200円前後で購入できる。 上のものより粘りが少なく、その分抵抗は少ないが保ちが悪い。 似たようなのでは、オイル一滴すっきり君と呼ばれるものが有名。 ジョーシンで扱っているので、関西ではこちらのほうが知名度があるかも知れない。 いずれも、安価でスクワランオイルより粘性が低いため、ベアリング用に使っている人が多い。 フィッシング用リールオイル 釣り具のリールに用いられるメンテナンスオイルで、ZIP社のF-0と呼ばれる赤いスプレー缶ものが有名。 オイルの中でもトップクラスの潤滑性を誇るが、F-0スーパーコンクは1,680円と、他のオイルに比べると非常に高価である。 性能・価格ともに、ベアリング用として使われるオイルとしては最上位級といえる。 釣具店(特にルアーフィッシング専門店)で入手できるほか、まれにラジコンを扱うお店で売られていることもある。 上記の類似品としてspinオイル(正確にはこれが元祖のようだ)、ダイワ(グローブライド)のREVボールベアリング用オイル等があるが、前者は揮発性が高いため一部の釣り人からは使いにくいと評されている。 余談だが、上記のオイルは元来両軸受けタイプのリールにおける遠投性能強化のため開発されたものである。 コストパフォーマンスと扱いやすさと言う点では樹脂ボトル入りのダイワリールオイルII(2~300円程度)という商品もあり、やや粘度がありギヤ用など幅広く使える。 エンジンオイル その名のとおり、車のエンジンに使われるオイル。なので用途がにている。よくpao等が配合されている。 そしてpaoはオイルペンの中身でありFグリスの基剤。要するに相性抜群ってこと。 しかもオイルペンより安い。いいね。 ただし、一缶1Lとかなので、大量使用する人やチームで使い回す人におすすめ。 ※クレ(呉)製品について プラスチックやゴムを劣化させることで有名なクレ556ですが、実を言うと556無香性はプラスチックを犯しません(メーカーも保証しています) 恐らく臭いの元になる揮発性成分(恐らく浸透性を向上させるために配合されている)が樹脂を犯す原因なのでしょう。 また、スーパー556をいらないSFMシャーシに使ってみましたが、それほど急激な変化、と、言うより特に変わったところはありませんでした。 劣化させるといってもかなりの長期利用もしくは大量使用でないと変化は出ない、という程度なのかもしれません。 クレのスプレーグリスの中にもグリースメイト無香性やシリコングリースメイトなど樹脂を侵さない物もあり、なかなか性能がいいという話も。 ~乾式~ パッケージング状態や塗布した直後は液体だが、しばらくすると乾燥して潤滑膜を作るタイプ。 飛び散る心配が少なく(ただし分厚く塗布しすぎると剥離したりもする)、またベトつきがない(少ない)分埃も付きにくい。そのためギヤを露出せざるを得ない場合、特にサス車などには有効な潤滑剤といえる。 そう考えると、常に摩擦部を露出しているスライドダンパーにも、埃が付きにくい潤滑剤として有効だろう。 湿式潤滑剤の粘り(ベトつき)や飛び散りが嫌いな人も使っている。 Dmax(ディーマックス)パウダー潤滑剤 DM-005 ボロンナイトライドを特殊溶剤に配合した、オイルやグリースのようなベタつきがない白いパウダー状潤滑剤。 もともと、油膜系潤滑剤の使えないファンベルト(ゴム製が多い)などへの使用を前提としているので、プラスチックへの使用も可能なようだ。 実車などの過酷な環境下での潤滑を前提としているため、保ちも良好。 ある程度の規模のホームセンターやカー用品店などに行けば置いてある場合が多いので、入手がかなり容易。 テフロドライ 固体潤滑剤として優れた潤滑性能をもつPTFE(フッ素樹脂)を特殊配合した高性能潤滑スプレー。 油分を含まないほぼ無色透明の半乾燥塗膜タイプで、低摩耗性に優れたPTFE(フッ素樹脂)の微粒子が摩擦部の抵抗を大幅に軽減してくれる。 特殊配合剤が耐圧性と持続性を発揮し、常に高い荷重を支えている部分に適する。 溶剤タイプのスプレーで強い浸透力がある。複雑な形状の摺動部にも浸透する。 溶剤タイプと言っても、長期間の使用においてもABS・スチロール・ポリカーボネート・ナイロン・アセタールなどプラスチック成形品や、メラミン・アクリル・ポリエステル・ポリウレタンなどの塗装面に悪影響を与えないらしい。あれ、頭の三つって・・・ミニ四駆に最適ってことですか? 上記のDmaxのモノが製品名の通りパウダー状なのに対し、こちらは乾燥後は透明な皮膜を形成する。乾燥速度はかなり早く、パッケージに記載されている速乾性に違わぬ速さ。 欠点としてはそのお値段。何せタミヤカラースプレーと同サイズの缶で2000円ほどする。・・・oh・・・・・・。 また店頭で買いたい場合、置いてある店舗が限られるので入手が難しい。 その他小ネタ マーガリン おもちゃ用のグリスが無かった時代に使用されていた、いわば先人の知恵。 マーガリンは植物油脂が原材料なので、低温時に硬化しにくく高温になればサラサラになる。 故にバターよりは駆動部に向いていたりする。 味付け用のものは塩が混ざっているので注意。 余談だが、コミカルミニ四駆以前のミニ四駆シリーズの説明書には潤滑剤として マーガリンが使用できるとの記載がある。 歯磨き粉 潤滑油ではなく研磨剤の一種。歯磨き粉には微細の粒子が含まれていて、この粒子で歯を磨く。 これを応用して歯磨き粉をギヤにつけてぶん回せばギヤが削れて慣らしが早くできるという意図。当然オススメはしない。 やるならジャンクシャーシ推奨。 ボールベアリングに流れ込んでザリザリになったという報告もあるので、 やるのであればプラベアリングに変更しておくこと。 さらに最近の歯磨き粉はフッ素配合でギヤのフッ素加工も期待でき・・・ねーよ! コンパウンド 上の歯磨き粉と同類。潤滑油ではなくオレンジクラウンの慣らしに用いられることが多い。 粗目・細目・仕上げ目があり、段階的にコンパウンドを換えて慣らしていくと、慣らしが早くできる上に歯の面が滑らかになるという意図。 車軸受けはベアリングではなく、ハトメかメタル軸受けで行わないと、ベアリングに流れ込んでザリザリになるのは歯磨き粉と同じ(ただ、ボールベアリングでも回らない固体の最終手段として研磨剤慣らしがある)。 クレポリメイト 呉工業製の車・バイク用保護ツヤ出し剤。シリコーン樹脂の微粒子が塗り込んだ部分に保護被膜を作り光沢を作るというもの。 本来はダッシュボードやバンパーなどのプラスチック部分のツヤ出しに使うものだが、使用できない箇所に滑ると危険な箇所と書いてあるあたり、乾式潤滑剤の代用品として使える模様。実際シリコーン樹脂の乾式潤滑スプレーもあるわけだし。 使い方としてはグリスやオイルの代わりというより、ブレークイン後のギヤのベースコートや切削加工後のギヤの傷埋めに使う。ギヤの接触部分に少量付け、手で回転させながら馴染ませ乾燥させる、塗料のスペアボトルにポリメイトとギヤを入れて20分ほど放置した後に軽くふき取って組み上げるという方法がある(プロペラシャフトの場合は両側とも20分ずつ漬ける)。 実はエアロミニ四駆登場当時に、あるホームページで公開されていた使用法である。本来の用途と違うので、という理由もあるが、被膜、樹脂の耐久性がどれ程あるか分からないので過信は禁物。 ワイはPAOのエンジンオイルを100均の水習字用筆ペンに入れて使ってるゾ -- 名無しさん (2019-11-30 13 10 05) エンジンオイルか... -- 名無しさん (2020-11-21 10 41 27) fグリスの基剤もpaoですしね。相性は良さそう -- 名無しさん (2020-11-21 17 32 23) 特殊枠で思い出したけど、接点グリスの項目も増やしたいなぁ -- 名無しさん (2024-03-27 05 50 43) クレ工業のドライファストルブってどうなのでしょうか?試した方いらっしゃいますか? -- 名無しさん (2024-07-10 17 49 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/29.html
潤滑剤のページのほうが情報が新しいようです。 こちらのページは今後、潤滑剤のページへ統合予定です。 潤滑剤 潤滑油について公式ルールでは特に何も書かれていません(公式ルールでは追加部品はタミヤ製のミニ四駆、ラジ四駆、ダンガン用パーツのみ認められます。と書かれているが油を部品とするかは微妙・・・というより、機械工学における機械要素からは外れていると思われる)。 ミニ四駆用を始めラジコン用、模型用、他社製品など豊富に使えると思います※1。 ただしルール以前に、機械用油やミシンオイルは、プラスチックを溶かしたり劣化させてしまう物もあるので、色々試してみたい人は自己責任でお願いします。 (※1)2010.12.26(年間チャンピオン戦東京大会)の公開セッティングで他社オイルを使用しようとしたところ、スタッフさんからグリスはタミヤ製品以外使えないと注意されました。年間戦のみのルールかもしれませんが。 ―グリス― 全体的に持ちが良い(というかしつこいくらいに)。 消耗の激しいプロペラシャフト受けやハトメ、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングなどの滑り軸受けに適している。 標準グリス含め、塗布する量はごく僅かで構わない。 ギヤは一箇所にチョビっと付ければ、回転するにつれ歯全体になじむ。 付け過ぎると、納豆のようにネチャネチャして逆に抵抗が増えてしまうので注意。 特に冬場、さらに言うと屋外などの寒いところでは粘りが強くなるので注意。 標準グリス キットについてくるグリス。現在のものは水色のチューブに入っていて、ハイジョイングリスと書かれている。 かなりの粘性があり抵抗が大きい反面、グリスの持ちはトップクラスのため、削れやすいプロペラシャフトの軸受けグリスに向いている。 また、ピンククラウンに塗るとなぜか破損率が低下するという話もあり、潤滑性を高めて速くするというより、各種部品を保護するためのグリスといえる。 セラミックグリス 標準グリスよりもサラサラして、抵抗が少ないグリス。 ギヤ・ペラシャ受け・プラローラー軸などに使え、汎用性が高く持ちも良好。 第1次ブーム時にはかなり早い段階からミニ四駆用GUPとして小分けで売られていたため、当時の主流グリスとなった。 ミニ四駆用のものが生産停止となった後も、大きめのチューブに入ったラジコン用のものが模型店で手に入ったが、08年末に後述のセラグリスHGに切り替えられた模様。 たまにチタングリスと同じく、セラミックの粒が入っていると勘違いしている人もいるが、ボロンナイトライド(窒化ホウ素。恐らく六方晶窒化ホウ素)を配合してあるだけで焼き物の粒を入れてあるわけではない。 立方晶窒化ホウ素は焼結素材として用いられるが、このグリスに使われていると思われるもうひとつの六方晶窒化ホウ素のほうは、実際に潤滑剤として用いられているので特に問題ないだろう。 チタングリス 第2次ブーム時によく用いられていたグリスで、ミニ四駆用としては前述セラミックグリスの後継品となったグリス。 摩擦抵抗の少ない有機チタンの粒子を配合し、潤滑性を高めているとされるが、粒子を配合してある関係からか、部品がやや削れやすいともいわれる。 抵抗やグリスの持ちは、セラミックグリスと極端な差はないと思われる。 現在では生産停止だが、ラジ四駆用のものがあちこちに残っている。 Fグリス 08年にミニ四駆用として売り出された、恐らく前述のチタングリスの後継品。 摩擦係数が低い、フッ素樹脂PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の微粒子を配合している。 寒冷に強いとされ、セラミックグリスはチューブ越しにカチカチになっていたのに比べてFグリスは普通だった、との報告がある。 3gで400円と割高だが、フッ素樹脂は人類が発見した物質の中でトップクラスの摩擦係数の低さを誇るため、グリスとしてもかなり高性能。 セラミックグリス・チタングリスに比べて粘性が低く、抵抗は少ない。 反面、持ちはやや劣るとされる。 セラグリスHG 08年にラジコン・ミニ四駆兼用として売り出された、セラミックグリスの上位製品。 1ヶ月の違いではあるが、Fグリスよりも後発の製品である。 セラミックグリスに用いられていたものよりも、さらに高性能なボロンナイトライド微粒子を配合しており、抵抗係数はセラミックグリスの半分となっている、と箱書きにはある。 粘性は旧セラミックグリスと大差ないので、グリス持ちは良好。汎用性の高さは旧セラミックグリス譲りである。 10g入りで本体価格480円と、Fグリスよりは割安なぶん潤滑性もやや劣る模様。 モリブデングリス RC用として存在する。二硫化モリブデン配合で、高温でも流れにくく低温でも固まりにくいらしい。 セラグリスHGと同じチューブで内容量も同じだが、価格は若干安め。 粘性は元祖セラミックグリスよりもさらっとしている感じで、持ちも悪くない。 グリスとしての質は良好だが、色がアレな為、ギヤが黒くなるのが問題か。 まぁモリブデンの色が色なので、仕方ないか・・・ アンチウエアグリス 基本的にはRC用途で用いられる、耐摩耗性グリス。 銀に近い色をしており、高温時でも粘性が落ちないため、プロペラシャフトのような高速回転する部品に塗布しても、飛散することが少ないのが特徴。 標準グリスを越える粘性があり、プロペラシャフトの軸受け以外に使うことは難しいが、軸受けの摩耗を防ぐ効果は極めて高い。 ただし塗布する量が僅かでも多いと、非常に大きな抵抗となってしまうため、使いどころが難しいグリスでもある。練習用には使えるかもしれない。 下記のスラダン用のセッティングの隠し味的に使うレーサーもちらほらいる模様。 スライドダンパー用グリス 軸受用ではないがこちらに記しておく。 ソフト、ミディアム、ハードの3種セット。 店舗では見かけにくくなっている。(カタログにはあるがスポット生産、古い模型屋を探せば見つかるかも) 現在はエクストラソフトとエクストラハードの2種セットとなっている。 リアスライドダンパー・ブレーキセットまでのスライドダンパーにはラジコンのボールデフに使われる粘土の高いグリスが付属しているので、こちらで代用可能(但しスライドダンパーを買わなければならない上にボールデフグリスの単体売りはスライドダンパーには多すぎる量) MSのリア用に再販されたスライドダンパーからは何故か除外されている。説明書に記載もなし。 とは言え、スライドダンパーに対してグリスはなんでも使えるので、各自で色々試して欲しい。 (但しTRFブランドのデフグリスの一部は完全に部品の固定やデフオイルの漏れ防止用の為に粘度が高すぎるのでおすすめしない) ―オイル― 若干カツ気味な人は、グリスではなくオイルを使っている人が多い。 グリスよりも粘度(粘り)が低く抵抗が少ない反面、そのせいで駆動部からはみ出て大事な接点金具に付着し伝導効率が落ちたり、コースや床を汚してしまうかもしれないので、こまめな拭き取りや他人への配慮が必要。 ギヤなどに使う場合は一瞬マシンの電源を入れて空回しし、飛び散った余計なオイルを綿棒などでキレイにふき取るとよいだろう。 また全体的にオイルは持ちが悪いので、長時間走らせる時や久々に走らせる時は、オイルが乾いていないかこまめにチェックすることも大事である。 冬場などはいい感じだが、夏場(特に屋外)では2~3周しないうちに切れることもあるので注意。 オイルペン 筆ペン型の容器に入った、ミニ四駆専用のオイル。 ペン先が極細の面相筆となっており、オイルの塗布が容易に行えるようになっている。 また、ギヤや軸受けの汚れを取ったり、グリスと併用してグリスを薄く塗りのばすといった用途としても使用可能。 使われているオイルはPAO(ポリアルファオレフィン)。 温度変化に強く、金属・プラスチックに対する影響が少ない、といった特徴を持つ。 上述のFグリスにも、ベースオイルとして使用されている。 タミヤ純正ベアリングオイル各種 タミヤ純正のベアリング用オイルとして、 HGベアリングオイル メタルオイル 潤滑オイルスプレー VGベアリングオイル(TRFブランド) が販売されている。 いずれもラジコン用なので新橋TPFや各種ラジコン店での取り扱いがあり、入手は容易。 メタルオイルや潤滑オイルスプレーはメーカー側で「540モーターのメタル部に使えます」と謳っているのでメタル軸受けとの相性はいいのかもしれない。 エアガン用シリコンオイル 東京マルイ、KSCなどのエアガンメーカーから発売しているオイル。 エアガンにはプラスチック部品が使われているため、たいていプラスチックに影響の無いものになっている。 マルイ製は比較的滑りやすく、KSC製はねっとりしています。 スプレー式が多く、1プッシュで広範囲に飛び散ってしまうため、塗る時に工夫が必要。 ミニ四駆とエアガン両方売ってる模型店も多いので、入手が容易。 スクワランオイル 深海ザメの肝油を精製して作られた基礎化粧品で、本来は肌の手入れに使われるもの。 以前は無印良品で割安なものが売っていたが、現在は生産停止になっているため、ダイソーで売っている100円スクワランがよく用いられる。 ただし、ダイソースクワランも店舗によっては店頭から消えているところもあり、全体的には品薄傾向らしい(まぁ100円均一の製品は大抵そんなもの・・・) 無印では、現在はオリーブ由来のオリーブスクワランオイルを販売している。 100円ショップで入手できることから手軽であり、また誤って指に付着しても無害(むしろ有益)であるため、オイル入門用にはもってこいともいえる。 グリスに比べると潤滑性も良好なため、ギヤ用に使われることが多い。塗るときは筆を使うといいらしい。ただしその場合、筆に埃が付着していると台無し(ギヤの潤滑が悪くなるだけでなく、最悪高価なボールベアリングの中に入り込むこともある)になるので注意。 鉄道模型用オイル 最もポピュラーなものは鉄道模型大手KATOのユニクリーンオイル。 200円前後で購入できる。 上のものより粘りが少なく、その分抵抗は少ないが持ちが悪い。 似たようなのでは、オイル一滴すっきり君と呼ばれるものが有名。 ジョーシンで扱っているので、関西ではこちらのほうが知名度があるかも知れない。 いずれも、安価でスクワランオイルより粘性が低いため、ベアリング用に使っている人が多い。 フィッシング用リールオイル 釣り具のリールに用いられるメンテナンスオイルで、ZIP社のF-0と呼ばれる赤いスプレー缶ものが有名。 オイルの中でもトップクラスの潤滑性を誇るが、F-0スーパーコンクは1,680円と、他のオイルに比べると非常に高価である。 性能・価格ともに、ベアリング用として使われるオイルとしては最上位級といえる。 釣具店(特にルアーフィッシング専門店)で入手できるほか、まれにラジコンを扱うお店で売られていることもある。 上記の類似品としてspinオイル(正確にはこれが元祖のようだ)、ダイワ(グローブライド)のREVボールベアリング用オイル等があるが、前者は揮発性が高いため一部の釣り人からは使いにくいと評されている。 余談だが、上記のオイルは元来両軸受けタイプのリールにおける遠投性能強化のため開発されたものである。 コストパフォーマンスと扱いやすさと言う点では樹脂ボトル入りのダイワリールオイルII(2~300円程度)という商品もあり、やや粘度がありギヤ用など幅広く使える。 ※クレ(呉)製品について プラスチックやゴムを劣化させることで有名なクレ556ですが、実を言うと556無香性はプラスチックを犯しません(メーカーも保証しています) 恐らく臭いの元になる揮発性成分(恐らく浸透性を向上させるために配合されている)が樹脂を犯す原因なのでしょう。 また、スーパー556をいらないSFMシャーシに使ってみましたが、それほど急激な変化、と、言うより特に変わったところはありませんでした。 劣化させるといってもかなりの長期利用もしくは大量使用でないと変化は出ない、という程度なのかもしれません。 クレのスプレーグリスの中にもグリースメイト無香性やシリコングリースメイトなど樹脂を犯さないものもあり、なかなか性能がいいという話も。 ―その他― マーガリン おもちゃ用のグリスが無かった時代に使用されてました。 いわば先人の知恵ってヤツですね。 マーガリンは植物油脂が原材料なので、低温時に硬化しにくく高温になればサラサラになる。 故にバターよりは駆動部に向いてたり。 でも味付け用のものは塩が混ざっています・・・ 歯磨き粉 これはもう潤滑油じゃないね。 歯磨き粉には微細の粒子が含まれていて、この粒子で歯を磨いてます。 これを応用して歯磨き粉をギアにつけてぶん回せばギヤが削れて慣らしが早くできるという意図。当然オススメはしない。 やるならジャンクシャーシ推奨。間違っても本番シャーシでやるなよ! ボールベアリングに流れ込んでザリザリになった、という人も。 さらに最近の歯磨き粉はフッ素配合でギアのフッ素加工も期待でき・・・ねーよ! コンパウンド 上の歯磨き粉と同類。潤滑油ではなくオレンジクラウンの慣らしに用いられることが多いです。 粗目・細目・仕上げ目があり、段階的にコンパウンドを換えて慣らしていくと、慣らしが早くできる上に歯の面が滑らかになるという意図。 車軸受けはベアリングではなく、ハトメかメタル軸受けで行わないと、ベアリングに流れ込んでザリザリになるのは歯磨き粉と同じ(ただ、ボールベアリングでも回らない固体の最終手段として研磨剤慣らしがある)。